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相談援助の理論と方法


問題91 ソーシャルワークの特性について,システム理論の視点からなされた次の記述のうち,適切なものを一つ選びなさい。

1 生活システムの中心は個人であるため,個人を特化して,その変化に焦点を当てて働きかける。

2 生活問題の原因が個人と環境のどちらにあるのかを見極めて,その原因の除去を目指して働きかける。

3 個人と環境とをシステムとして一体的にとらえることは容易でないため,環境の問題については,個入と切り離して働きかける。

4 個人や家族,地域のそれぞれを相互に独立したシステムとしてとらえ,各システムに個別に働きかける。

5 個人はその環境との間で常に交互作用を行っており,個人と環境との適合のあり方に焦点を当てて働きかける。


解答
1/21


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問題92 事例を読んで,医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)の家族への対応に閨する次の記述のうちT最も適切なものを一つ選びなさい。
〔事例〕
Dさん(44歳,男性)は,1年くらい前から会社で自分の物忘れに気付いていた。会社の部下に渡し忘れたと思った書類について,部下から「昨日もいただいたので同じものが2枚あります」と言われ,ショックを受けたが,周りからは「大丈夫ですよ」と励まされた。その後半年で,ミスが多くなり,努力したのに物忘れが増えてきたDさんは,病院を受診し,アルツハイマー型認知症の初期であると言われた。医師から医療ソーシャルワーカーに対し,今後Dさんへの対応について家族の理解が必要であるので説明するようにとの依頼があり,医療ソーシャルワーカーは家族と面接した。

1 Dさんは話のつじつまが合わないことに気付いており,周りから「大丈夫」と言われることに悩んでいるので理解してあげてほしいと伝える。

2 喜怒哀楽が激しく,家族にあたることが多いので,そっとしておいてあげるように伝える。

3 頑固で融通性がなく,感情にもむらがあり,悪意を持ってやっているように見えるが,実際にはそうではないので,家族が誤解しないように伝える。

4 衝動的な行動が多いため,常に目を離さないように家族に説明する。

5 手足の震えなどから転倒することがあるので,注意が必要であることを家族に説明する。


解答
2/21


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問題93 相談援助における対象の把握方法に関する次の記述のうち,適切なものを一つ選びなさい。

1 個人については,援助の効率化を図るために,似たような生活課題をもつ複数のクライエントを集合的に把握する。

2 家族については,問題が複雑であることから,一つのまとまりとしてみることが難しいので,原因となる家族員に焦点を当てて問題を把握する。

3 グループ全体の変化の過程については,援助者に対するグループメンバーそれぞれの反応がどのように変化したかによって把握する。

4 地域については,行政によって入為的に区切られた地域の範囲にこだわらず,地域の地縁的共同体や自然発生的な生活空間を含めて重層的に把握する。

5 複雑な生活問題については,提供可能なサービス内容に限定して把握する。


解答
3/21


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問題94 ナラティフ・アプローチの成立の背景に関する次の記述のうち,正しいものを一つ選びなさい。

1 伝統的な科学主義・実証主義に対する批判として誕生した経緯があり,主観性と実存性を重視し,現実は人間関係や社会の産物であり,それを人々は言語によって共有しているとする認識論の立場に立つ考え方である。

2 診断主義アプローチへの批判として誕生した経緯があり,自我心理学から強い影響を受けている。

3 アメリカにおいて人種差別問題や貧富の差が生じた時代に誕生し,主体的な存在としての人間を強調し,苦悩を必須(す)のものとする考え方に理論的基盤を持つ。

4 精神分析の理論から強い影響を受けたソーシャルワークへの批判から生まれ,学習理論を基盤とした方法である。

5 ライフモデルから影響を受け,社会相互作用の過程で生じる力に着目し,差別と抑圧という力動を強調する。


解答
4/21


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問題95 ソーシャルワークにおける入と環境に関する次の記述のうち,正しいものを一つ選びなさい。

1 リッチモンド(Richmond,M.)は,個人と社会環境とを明確に区別し,社会環境に焦点を当てて対処することが必要であることを強調する。

2 ポリス(Hollis,F.)は,「状況の中にある入間」といった概念を用いて,個人の人格が社会環境によって形成されていく過程を分析しようとする。

3 パールマン(Perlman,H.)はt「4つのP」の一つに「場所(place)」を含めることによって,個人を取り巻く環境を視野におさめようとしている。

4 キャプラン(Caplan,G.)は,通常の方法では対処できないほどの急激な環境変化を危機としてとらえ,環境を元に戻すための介入を重視している。

5 ソロモン(Solomon.B.)は,個人と敵対的な社会環境との相互関係によって,人は無力な状態に陥ることが多いとしている。


解答
5/21


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問題96 事例を読んで,E社会福祉士の対応に関する次の記述のうち,最も適切なものを一つ選びなさい。
〔事例〕
Fさん(85歳,女性)は,息子(55歳〉と二入暮らしで,遠方に住んでいる娘夫婦とはほとんど交流がない。息子がFさんの世話を担っているが,数か月前からFさんのADLが低下して,息子が仕事で不在となる日中には訪問介護を利用している。息子は,担当の介護支援専門員に,「仕事も忙しいのですが,夜間は私が面倒を見てやりたいと思うのですが不十分なんです」と話した。ある日,訪問介護員が訪問すると,Fさんのおむつがぬれたままになっていた。Fさんは,「私が悪いんです。息子は僕がいるときは取り替えてあげるからと言ってくれますが,かわいそうなので起こさず我慢してしまうのです」と話した。このような状況が何度か起こったので,心配した介護支援専門員から連絡を受けたU地域包括支援センターのE社会福祉士が対応することになった。

1 親子一緒での生活は無理と判断して,Fさんに施設入所を勧める。

2 息子の介護負担が大きいので,遠方にいる娘に助けに来るように依頼する。

3 Fさんの気分転換を目的として,通所介護の利用を提案する。

4 息子の介護負担の軽減を目的として,夜間対応の訪問介護の利用を提案する。

5 虐待事例と判断して,親子の分離を図る。


解答
6/21


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問題97 V児童養護施設に勤務するG児童指導員(社会福祉士)は,H君(小学5年生)の担当である。昨日,H君の小学校の担任から,「具合が悪いからと体育の授業はほとんど見学しています。100メートル走の練習で最下位になり,友達にからかわれたことが関係しているのかもしれません。今度の運動会に出られますかね。最近,施設ではどうですか」と問い合わせがあった。そこでG児童指導員は,H君と話す機会をもった。
G児童指導員:最近,体育の授業,休んでるんだって。
H君:そうだよ。今度の運動会にも出ないよ。
G児童指導員:そうなんだ。何か,理由があるの?
H君:だって,運動会はつまらないってみんな言ってるよ。だから出なくてもいいんだ。
次のうち,H君の発言を説明するものとして適切なものを一つ選びなさい。

1 合理化

2 抑圧

3 同一視

4 反動形成

5 昇華


解答
7/21


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解答結果

正解です。
おめでとうございます。


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解答結果

残念(+_+)。不正解です
また挑戦してください


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